外車と聞くと高級車として認識されることが多く、憧れを抱く方も多いでしょう。

しかし外車を新車で購入すると、予想以上の購入費用が必要になります。

そのため外車を購入する場合には、状態の良い中古車を購入することがおすすめです。

失敗しない中古外車の選び方3選！

中古外車の選び方を3つ紹介します。

ワンオーナー車なのか？

中古車によっては、所有するオーナーが転々としている場合があります。

中古外車を購入する場合には、1人しか使用していないワンオーナーの車を選びましょう。

ワンオーナーの中古外車であれば、使用状況やメンテナンスの履歴も分かりやすく、車の状態を正確に把握しやすいメリットがあります。

アフターサービスが充実しているお店か？

外車は国産車以上に、車のメンテナンスが重要になります。

中古外車を購入する場合には、自分の車が万が一故障した場合にしっかりとフォローしてくれるお店を選ぶことも重要なポイントです。

中古車を販売する店舗によっては、購入後のフォロー面が充実していない場合も多々あります。

認定中古車化どうか？

中古外車の場合には、「認定中古車」と「中古輸入車」の2つに分けられる特徴があります。

2つの車の内、おすすめするのが認定中古車の選択です。

中古輸入車の場合には、状態の良い中古外車と状態の悪い中古外車を見極めることが難しくなります。

そのため購入した車によっては状態が悪く、修理代が余計に必要になる可能性も少なくありません。

中古外車の購入を検討している方は、「認定中古車」の選択をおすすめします。

【2024年最新】中古の外車おすすめ10選

2024年最新版のおすすめ中古外車を、現役ディーラーマンが10車紹介します。

シトロエン C3 エアクロスSUV

引用元：CITROËN C3 AIRCROSS SUV｜シトロエン公式サイト

C3 エアクロスSUVのスペック表
メーカー	シトロエン
発売日	2021年11月22日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,498cc
乗車人数	5名
燃費	19.9km/L
全長	4,160mm
全幅	1,765mm
全高	1,630mm
車両重量	1,380kg
前輪サイズ	205/60 R16
後輪サイズ

• シトロエンブランド初のコンパクトSUVモデル
• 個性的な内外装を合わせたSUVモデル
• リビングのようにくつろげる内装空間

シトロエンC3エアクロスSUVは、シトロエンブランド初のSUVモデル車です。

個性的な内外装の他にも、リビングのようにくつろげる内装空間を実現しています。

また、Pure Tech1.2L 3気筒ターボエンジンは、力強く運転手の意思に添った加速性能も実現できるでしょう。

プジョー 3008

引用元：PEUGEOT 3008 | プジョー公式サイト

プジョー 3008のスペック表
メーカー	プジョー
発売日	2017年11月22日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,598cc
乗車人数	5名
燃費	17.5km/L
全長	4,450mm
全幅	1,840mm
全高	1,630mm
車両重量	1,480kg
前輪サイズ	225/55R18
後輪サイズ

• SVUとワゴンの両車の強みを最大限生かしたクロスオーバーSUVモデル
• 心地良い乗り心地と充実した装備で運転手をサポート
• 後部座席をフラットにすれば142Lの大容量スペースを確保可能

プジョーがラインナップする3008は、クロスオーバータイプの外車SUVです。

SUVとワゴンの両車の特徴を最大限に生かしたボディ構造とデザインが魅力的な車でもあります。

また、後部座席をフラットに倒せば142Lの大容量スペースも確保可能であり、室内空間の窮屈さを感じることはありません。

シトロエン DS4

引用元：DS 4｜DSオートモビル公式サイト

DS4のスペック表
メーカー	シトロエン
発売日	2021年4月25日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,498cc
乗車人数	5名
燃費	19.9km/L
全長	4,415mm
全幅	1,830mm
全高	1,495mm
車両重量	1,420kg
前輪サイズ	245/45 R20
後輪サイズ

• お買い得で求めやすい外車SUV
• 広大なフロントビューと地に足がしっかりついたスポーティなモデル車
• 街中でも使いやすいサイズ感で運転しやすい

シトロエンが販売するDS4は、外車SUVとして高い人気があります。

人気の理由としては、広大なフロントビューの他にも、地に足のついたスポーティな外観デザインや街中でも丁度良いと感じるサイズ感などが挙げられます。

フォルクスワーゲン ポロ

引用元：Polo | フォルクスワーゲン公式

ポロのスペック表
メーカー	フォルクスワーゲン
発売日	2022年6月28日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,498cc
乗車人数	5名
燃費	23.4km/L
全長	4,085mm
全幅	1,750mm
全高	1,450mm
車両重量	1,310kg
前輪サイズ	215/45 R17
後輪サイズ

• 2018年にフルモデルチェンジされた事で外観デザインが一新
• MQB（FFベースの4WD 車両用の構造規格）をプラットフォームに採用
• 「EURO NCAP」で5つ星評価を受賞した安全性能

フォルクスワーゲンポロは、日本国内でも人気が高い外車です。

プラットフォームは、MQBと呼ばれるFFベースの4WD車両用の規格を採用していることで、走行性能が飛躍的に向上しました。

また「EURO NCAP」で5つ星評価を受賞した安全性能装置も搭載しており、安心感ある走りも追求できるでしょう。

メルセデスベンツ ベンツBクラス

引用元：The C-Class Sedan – メルセデス・ベンツ日本

Bクラススペック表
メーカー	メルセデスベンツ
発売日	2019年6月6日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	2,034cc
乗車人数	5名
燃費	16.5km/L
全長	4,425mm
全幅	1,795mm
全高	1,565mm
車両重量	1,480kg
前輪サイズ	205/55 R16
後輪サイズ

• 2019年に7年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われた最新ベンツモデル
• 先代モデル以上に室内空間の荷室と快適性をグレードアップ
• 近年トレンドと言われる薄型ヘッドライトとテールレンズを採用

メルセデスベンツの中でも、多くの方に人気が高いベンツBクラスは、2019年6月にフルモデルチェンジされたばかりのモデル車です。

先代モデル以上の荷室空間の広さと快適性を向上させ、新型Aクラスと同様にAI音声認識システムMUBXも搭載しています。

BMW 3シリーズセダン

引用元：BMW 3シリーズ セダン| BMW Japan

3シリーズセダンのスペック表
メーカー	BMW
発売日	2019年1月30日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,998cc
乗車人数	5名
燃費	16.2km/L
全長	4,720mm
全幅	1,825mm
全高	1,440mm
車両重量	1,540kg
前輪サイズ	225/50R17
後輪サイズ

• 2019年に8年ぶりとなるフルモデルチェンジされた新型モデル車
• AI音声認識システム「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」機能を搭載
• 温度調節や目的地へのナビゲーション機能も豊富に搭載

BMWの3シリーズは、2019年に約8年ぶりとなるフルモデルチェンジされた新型モデル車です。

AI音声認識システム「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載しています。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとは、運転手の温度調節や目的地までのナビゲーション等の要望を話すだけでサポートしてくれる便利な機能です。

また、AI機能により視線を変更することも可能となっています。

メルセデスベンツ Cクラスセダン

引用元：The C-Class Sedan – メルセデス・ベンツ日本

Cクラスセダンのスペック表
メーカー	メルセデスベンツ
発売日	2018年7月25日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,494cc
乗車人数	5名
燃費	15.1km/L
全長	4,755mm
全幅	1,820mm
全高	1,435mm
車両重量	1,540kg
前輪サイズ	225/45R17
後輪サイズ

• 新開発の電気アシスタントシステムを搭載
• 加速性能と燃費性能の良さが魅力的な車
• インテリジェントドライブ性能も使いやすくて抜群に良い

メルセデスベンツの中でも、Bクラスと同様に高い人気を誇るCクラスセダンは、電気アシスタントシステムを採用している車です。

電気アシスタントシステムにより「加速性能」と「燃費性能」については、他車を引きつけない魅力があります。

そのほか、インテリジェントドライブ性能も使いやすさ抜群です。

キャデラック ATSセダン

引用元：キャデラック ジャパン公式サイト

ATSセダンのスペック表
メーカー	キャデラック
発売日	2012年1月8日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,998cc
乗車人数	5名
燃費	–
全長	4,680mm
全幅	1,805mm
全高	1,415mm
車両重量	1,580kg
前輪サイズ	225/45R17
後輪サイズ

• 直線基調でスポーティな外観デザイン
• 世界初となるセーフティアラートドライバーシートを採用
• 車両周辺の状況をモニタリングして、危険を察知するバイブレーダーも搭載

キャデラックATSセダンは日本では馴染みがないものの、世界的に注目されている外車です。

直線基調の外観デザインはスポーティな印象を与え、安全装備は世界初となる「セーフティアラートドライバーシート」を採用しました。

安全面を考慮した中古外車を検討中の方には、最適な1台と言っても過言ではありません。

アルファロメオ ジュリア

引用元：Alfa Romeo GIULIA（ジュリア）| Alfa Romeo公式

ジュリアのスペック表
メーカー	アルファロメオ
発売日	2021年4月26日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,995cc
乗車人数	5名
燃費	12.4km/L
全長	4,645mm
全幅	1,865mm
全高	1,435mm
車両重量	1,630kg
前輪サイズ	225/45R18
後輪サイズ	225/40R18

• 4WDモデルもラインナップしている高級外車
• Apple Car PlayとAndroid Autoを標準装備
• ステアリングスイッチに音声認識機能スイッチを搭載

アルファロメオが販売しているジュリアは、数多くある外車の中でも高級車に分類される車です。

FFモデル以外にも4WD仕様もラインナップされており、豊富なグレードと装備面から中古車としても高い人気があります。

ほかにもApple Car PlayとAndroid Autoが標準装備されており、携帯と連携して音楽や通話できるなど快適な車内空間も実現できるでしょう。

BMW 2シリーズグランツアラー

引用元：BMW 2シリーズ グラン ツアラー |BMW.CO.JP

グランツアラーのスペック表
メーカー	BMW
発売日	2009年9月21日
駆動方式	2WD
燃料	ガソリン
排気量	1,498cc
乗車人数	5名
燃費	13.5km/L
全長	4,585mm
全幅	1,800mm
全高	1,640mm
車両重量	1,740kg
前輪サイズ	205/55R17
後輪サイズ

• BMWシリーズ初となるミニバン仕様の外車
• ミニバンとしては比較的にコンパクトなサイズ感
• こだわりのハンドリング性能がおすすめ

BMW2シリーズグランツアラーは、BMWシリーズ初となるミニバン仕様の車です。

ミニバンとしてはコンパクトなサイズ感であり、3列目のシートもゆったりとくつろげる車内空間を実現しています。

こだわりのハンドリング性能と、後部座席のドアもスライド式ではなくヒンジ式だという特徴があります。

外車の中古車を購入するメリット・デメリットを紹介

外車中古車を購入する、メリットとデメリットを3つずつ紹介します。

独特な外観デザイン

外車は「ドイツ車」や「アメリカ車」と表記されるケースが多くなっています。

そのためメーカー本拠地によって異なる独特な外観デザインを楽しめる、というメリットがあります。

具体的には、アメリカの自動車メーカーであるフォードやジープなどのデザインは、大柄で力強い印象を与える車が多いでしょう。

ドイツのメルセデスベンツやBMWなどは、重厚感と高級感ある外観デザインのイメージを与えてくれます。

ハイスペックな装備面

中古外車を購入するメリットとしては、国産車には実現できないハイスペックな装備を使用できることが挙げられます。

また、走行性能の良さも、国産車以上の加速性能とスムーズさを実感できます。

新車よりも購入金額が安く済みやすい

中古外車は、新車よりも購入費用がお買い得になるメリットも期待できます。

特に新品の外車の場合、車種によっては数百万円から数千万円単位の購入費用が必要です。

中古車外車の場合、新車よりもお買い時な条件と金額で自分が希望する車を購入できます。

維持費が高くなりやすい

中古外車は、国産車よりも車に必要な維持費が高いというデメリットがあります。

具体的には、車検代やメンテナンス費用や自動車保険料などで、車種によって国産車の倍以上の費用が必要なケースもあるでしょう。

外車は国産車と比べて車の仕様や構造が異なるため、修理を行う際には専門的なスキルと知識が必要です。

維持費面のデメリットは、今後中古外車を所有しようと意識している方には注意してほしいポイントになります。

整備回数が日本車に比べて増える

国産車の場合、整備回数が少なくても故障リスクが低いという特徴があります。

しかし中古外車の場合には国産車よりも整備回数が多くなる傾向が高く、整備費用も高額になりやすいデメリットを理解しておきましょう。

中古外車の場合、ちょっとした車の違和感や不具合だけでも整備が必要なことがあります。

車の不具合や違和感を放置すると、余計な修理費用がかかってしまうケースも多いです。

部品代が高い

外車は専門的な技術や知識が必要なほかにも、部品代が高額になりやすいデメリットもあります。

特に外車の部品は、国内に部品の在庫がないケースが多いです。

海外から部品を取り寄せるということは、輸入のコストがかかり、結果的に部品代が高額になってしまうのです。

部品代についても、外車を所有する際には理解の欠かせないポイントになります。