コンパクトカーは小回りがきくことや、運転に不慣れな人でも扱いため、道路が狭い日本では多くの人から人気を集めているのでおすすめです。
しかし、おすすめの車にもいろいろな種類があり、「どれを選べばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
小さい車を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
小さい車を選ぶ際のポイント!
小さい車を選ぶポイントは3つあります。
- 車のサイズや乗車人数を考える
- 車の維持費用や燃費性能をチェックする
- 事故から身を守る安全装備を確認する
それぞれのポイントについて、詳しく確認していきましょう。
車のサイズや乗車人数を考える
小さい車の中でも、車種によって車のサイズが異なります。
よく使う道路や駐車場の広さを考えて車のサイズを選ぶことが大切です。
小さい車でも室内が広々としているものや、収納スペースがしっかりと確保されているものなど、利便性が高い車も販売されています。
また、2人乗りから4人以上乗れるものまでさまざまな種類があるので、車を使う目的をしっかり決めておきましょう。
車の維持費用や燃費性能をチェックする
車を維持していくには、ガソリン代・車検代・自動車税・自動車保険、駐車場代などさまざまな費用がかかります。
小さい車はほかの車に比べて維持費が安く、エコカーにすれば税金や月々のガソリン代などのコストを抑えられることも特徴です。
ただし、ハイブリッド車はガソリン車に比べて車両本体価格が高い傾向があります。
安全装備やその他機能を確認する
万が一の事故のとき、小さい車は大きな車に比べて衝撃を強く受けるため、身を守るための安全性能は重要なポイントです。
ボディ剛性が強くサイドエアバッグなどを装備している車であれば、事故の被害を軽減できます。
衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置など、事故を未然に防ぐための安全機能を備えている車もあるので、必要な機能を取り入れましょう。
【項目別】小さい車おすすめ12選!
小さい車にはいろいろな種類やタイプがあります。
今回は、「2人乗り」「小さいレトロ」「おしゃれな車」の3つに分けて紹介していきます。
2人乗りのおすすめ車
ダイハツ コペン
引用元:ダイハツ|コペン
2人乗りの軽オープンカーで7速マニュアルの用意もあり、コンパクトで可愛らしいデザインと高い走行性能が魅力の車です。
ダイハツが販売するコペンは軽自動車のため税金が安く、軽量ボディによる低燃費も実現しているので、手軽にオープンカーを楽しめます。
カスタマイズオプションも豊富で、自分好みの個性を演出したい人におすすめの車です。
ホンダ S660
引用元:ホンダ|S660
ホンダの販売するS660は2人乗りの軽スポーツカーで、スタイリッシュな形状とモダンな雰囲気を持ち合わせた先進的なデザインが特徴の車です。
衝突安全設計ボディーや車両挙動安定化制御システム、スマートキーなどの先進装備も充実しています。
マツダ ロードスター
引用元:マツダ|ロードスター
マツダ販売のロードスターは、軽量ボディと高剛性なシャシーによって、優れた操縦性と加速性能を持つ2人乗りスポーツカーです。
マツダ独自のスカイアクティブテクノロジーの採用により燃費性能や走行性能が向上し、スポーツカー好きには男女問わず人気があります。
レトロなおすすめ車
フィアット500
引用元:フィアット|フィアット500
フィアット500はイタリアの自動車メーカー、フィアットが製造する小型車で1936年に初めて発売されました。
愛らしい外観とカラフルなボディカラーが特徴で、世界中で人気があります。
近年のモデルではインフォテインメントシステムを採用しており、センターディスプレイとスマートフォンを連携して音楽やアプリを車内で楽しめます。
フォルクスワーゲン・ビートル
引用元:フォルクスワーゲン|ビートル
ビートルはドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが製造する小型車で、1938年に初めて発売されました。
芸術家やミュージシャンたちからも愛されるシンプルで丸みを帯びたデザインが特徴的で、今でも世界中で人気が高い車です。
多くのチューニングパーツが市販されており、カスタムカーとして個性の演出も楽しめます。
ミニ(MINI)
引用元:BMW|ミニ(MINI)
ミニ(MINI)はイギリスの自動車メーカー、ブリティッシュ・モーター・コーポレーションが製造する小型車で、1959年に初めて発売されました。
現在はBMWグループが買収して販売しています。
車高の低いコンパクトなボディが特徴的で、優れた走行性能を持つスポーティーな車両として人気が高い車です。
3ドア・5ドア・コンバーチブル・クラブマン・クロ
おしゃれなおすすめ車
スズキ ジムニーシエラ
引用元:スズキ|ジムニーシエラ
4人乗りの4WDでありながら、小型・軽量でオフロード性能が非常に高い特徴を持つ車です。
スズキの販売するジムニーシエラは、急な上り坂で車が下がらないように発進を補助するヒルホールドコントロールや、前方誤発進抑制機能などの先進装備を搭載。
山道や林道、荒野などさまざまな場所で運転したい人におすすめの車です。
スズキ スイフト
引用元:スズキ|スイフト
スズキが販売するスイフトは5人乗りのハッチバックタイプで、シャープなラインに大胆なグリルを併せ持つスポーティーなデザインが特徴の車です。
1.2Lガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、低燃費ながらも力強い走行性能を実現しています。
スズキサポートの先進装備も充実しているので、利便性と走行性能のバランスを重視する人におすすめです。
マツダ MAZDA2
引用元:マツダ|MAZDA2
マツダ販売のMAZDA2は、魂動デザインに基づいて設計されたスポーティな外観が特徴の5人乗りのコンパクトカーです。
最新のスカイアクティブ技術による高い燃費性能や、軽量ボディ・低重心・高剛性フレームの組み合わせによる優れた走行性能を実現しています。
小さい車にもかかわらず、後部座席は大人2人がゆったりできるほどの室内空間が魅力的です。
燃費性能最強のおすすめ車
日産 リーフ
引用元:日産|リーフ
日産が販売するリーフは、電気自動車(EV)専用の車種でバッテリーから電力を供給して走るため、ガソリン車よりもCO2排出量が少ないことが特徴です。
60KWhバッテリー搭載車は一充電走行距離450kmを達成しており、ガソリン車と変わらない利便性を実現しています。
- アクセルペダル操作だけで発進から停止までを可能にするe-Pedal
- 高速道路で自動運転ができるプロパイロット
- 指先だけの簡単な操作で駐車できるプロパイロットパーキング
など、日産最先端の技術が詰め込まれた一台です。
トヨタ ヤリス
引用元:トヨタ|ヤリス
トヨタが販売するヤリスは、市街地や高速道路などの平均燃費が30km/Lを超える、世界トップレベルの燃費性能を誇るトヨタの次世代コンパクトカーです。
ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのセンサーにより、事故に備える複数の先進安全機能「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。
日産 ノート
引用元:日産|ノート
日産が販売するノートは第二世代e-POWERシステムを搭載し、従来モデルよりモーター出力とトルクが向上することで、よりパワフルな加速が楽しめるハイブリッドカーです。
また、「2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
ロードノイズが大きい路面を検知して、エンジンの存在を感じさせないようにバッテリーを充電。
なめらかな路面では、電気自動車のような静かな走行を実現しています。
小さい車のメリット・デメリット
ここでは大きい車と比較した際の、小さい車ならではのメリット・デメリットをご紹介します。
- メリット1:維持費用が安くて経済的
- メリット2:小回りがきいて運転しやすい
- メリット3:洗車などの手入れがしやすい
- メリット4:駐車場所を選ばず停めやすい
- デメリット1:室内空間や収納スペースがせまい
- デメリット2:衝突被害などの安全性が低い
- デメリット3:乗り心地などの快適性が低い
維持費用が安くて経済的
小さい車は一般的な車と比べて燃費性能が高い傾向があります。
そのため、小さい車のほうが毎月のガソリン代を節約できて経済的です。
また、軽自動車なら高速道路が乗用車の料金から約2割引になるので、おトクにお出かけができます。
排気量ごとにかかる税金は以下のとおり。
- 660cc以下(軽自動車):10,800円
- 660cc超〜1,000cc以下:29,500円
- 1,000cc超〜1,500cc以下:34,500円
- 1,500cc超〜2,000cc以下:39,500円
- 2,000cc超〜2,500cc以下:45,000円
参考:総務省|地方税制度
コンパクトカーでも税金が安くなりますが、軽自動車になればさらに半分以下の金額で済みます。
小回りがきいて運転しやすい
小さい車は、狭い道路や細い路地などもスムーズに走行できます。
道を間違えたときも小回りがきくので、狹い交差点でのUターンも簡単です。
車の運転に慣れていない人でも、小さい車なら車両感覚が把握しやすく運転しやすいでしょう。
洗車などの手入れがしやすい
車体のサイズが小さいコンパクトカーは、洗車や掃除などの手入れがしやすいです。
掃除する面積が小さいので、ちょっとした空き時間にササッと掃除を済ませられます。
手軽に清潔を保つことができるのも、小さい車の魅力です。
駐車場所を選ばず停めやすい
小さい車は大きな車に比べて駐車場所を取らないため、駐車スペースが狭くても駐車場に入れるのが簡単です。
また、都市部や観光地は駐車場所が限られている場合が多いので、小さい車であれば駐車場所を探しやすくなるでしょう。
室内空間や収納スペースがせまい
サイズが小さい車は車内スペースが狭いものが多く、大柄な方や複数人が乗車するときは窮屈に感じやすいでしょう。
また、大きな買い物や家族旅行などの際には、必要な荷物を積めるだけのスペースが確保できない恐れもあります。
衝突被害などの安全性が低い
小さい車は大きな車に比べてボディ剛性が弱く、衝突時の衝撃を受け止める能力が低いものが多いです。
また、軽自動車はエンジンが小さく加速が弱いので、スピードが速い乗用車から煽られやすい傾向があります。
乗り心地などの快適性が低い
コンパクトカーはタイヤサイズが小さいため、路面の凸凹などの段差を感じやすく乗り心地が悪い場合があります。
シートのクッション性も低いものが多く、長時間の運転は疲れやすいので注意が必要です。