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タイヤ基礎知識

タイヤの機能

タイヤは車と道路を繋いで唯一の重要なパーツです。
使用環境や車種によって適したタイヤを選ぶことは車の機能を最大限引き出す事でもあります。

タイヤの主な機能としては、

  • 車体や荷物等の荷重を支える 負荷荷重機能
  • 走行中路面からの衝撃を吸収し、乗り心地を良くする 緩衝機能
  • 発進や加速、減速の駆動力やブレーキパワーを路面に伝えて
    車体を制御する 制動・駆動機能負荷荷重機能
  • 直進安定走行維持や、方向転換など走行中の安定感やグリップ力等、
    車の進む方向をリードする、 進路維持機能

の4つです。

タイヤ空気圧

タイヤの空気圧は車種によって異なります。運転席側のドアを開けた内側か車のマニュアルに記載されています。
ご確認の上、指定空気圧に調整して下さい。

ゴムでできているタイヤは微量ですが月に5%程度空気が漏れます。
安全の為月に一度は点検してください。

タイヤは温まっていると、空気圧は上昇していますので、点検はタイヤが冷えている状態で行って下さい。
スペアタイヤの空気圧の点検も忘れずに行って下さい。
インチアップ等の低偏平タイヤに変更の場合は、タイヤ内部の空気が通常より少ない為、指定空気圧より1~2割程度高い空気圧にする必要があります。
タイヤサイズ変更の場合は、タイヤ販売店にてご相談の上推奨する空気圧にして下さい。
タイヤの空気圧は高すぎても、低すぎてもタイヤ性能に大きく左右します。

空気圧不足

【空気圧不足】

均一に路面に接地しない為、編摩耗を起こす。
タイヤのたわみが増え操縦性、安定性を損なう
路面との接地面が大きくなる為(抵抗が増える為)燃費が悪くなる
熱を持ちやすく、剥離やコードが切れ等損傷、原因につながる。

空気圧過多

【空気圧過多】

均一に路面に接地しない為、編摩耗を起こす。
乗り心地が悪くなる
衝撃傷や切り傷を受けやすくなる。